こんにちは。
YokaYokaの前田です。
今日は、「環境」について書きたいと思います。
「環境か~ 自分には関係ないかな」と感じた方がいれば、是非最後まで読んでほしいです。
今回のブログの内容は、何故自分と関係ないと感じてしまうのか、個人的な見解を書きたいと思います。
それは、「環世界」という概念が関係してくるのではないかと考えています。
「環世界」とは、ユクスキュルという生物学者が唱えた概念です。
それぞれの種の生物は、それぞれ特有の感知機能を持っており、それぞれが感知できる世界で生きているという考え方です。
「環世界」の例えとして、よく「マダニ」の話があげられます。
マダニは、ダニの一種で、視覚・聴覚がありません。
その代わりに、嗅覚・触覚・温度感覚が優れており、血を吸うために、これらの感覚を駆使し、血を吸うための目標にたどり着きます。
森や茂みなどの獲物が通りやすい場所で待ち、接近した獲物がいれば飛びつきます。
この時に、マダニは哺乳類が発する酪酸という臭いを元に接近を感知し、動物の温度の方に身を投じるわけです。
この時に、マダニにとっては、嗅覚・触覚・温度感覚などの感知できるだけの世界で生きています。
これが、マダニの「環世界」になります。
つまり、各生物にとってそれぞれの「環世界」がある訳です。
超音波で周囲を感知する蝙蝠と、紫外線が見える蝶では、同じ環境にいたとしても、感知できている世界は異なるのです。
人間を種族という見方で人間の環世界を考えれば、人間は同じ環世界を共有している事になります。
同じ環世界を共有しているであれば、仲良くやっていけるのではないでしょうか?
しかし、現実は通じ合えないと感じる事が存在します。
人間としての種の環世界ではなく、各個人のストーリーとして見てみるとどうでしょうか?
住んでいる地域、慣れ親しんだ文化・言語、家族構成等、それぞれの「環世界」は異なります。
ここから、本題に入ります。
活動している人たちにとっては、とても重要だと感じているのに、中々他人に興味を持ってもらえないのは何故なんだろう
こんな風に感じる事はありませんか?
今回のバズワードカフェは、「環世界」が異なる中で、他人にどう興味を持ってもらうのかについてを、参加した人同士で話し合い、考えていきたいと思います。
環境を出発点にして、それぞれの環世界について話し合い、他人にどのように興味を持ってもらったり、活動について知ってもらう方法を参加した人同士で話し合っていきます。
あと、YokaYokaの普段の活動で使っているボードゲーム・カードゲームをワークショップで実施する予定です。
もちろん、今回もR荘さんのおいしいコーヒーもつきですよ~
バスワードカフェvol.6「環境」ってなんだろう?は、下記の通りになっています。
日 時:7/17(水) 19:00~21:00(18:30受付開始)
場 所:R荘
参加費:¥1,000(フェアトレードのコーヒー1杯付き)
ゲスト:松尾 和光さん(元環境NPO職員)
申し込みはこちらからできます。
皆さんの参加をお待ちしております。
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