2018年12月30日日曜日

受容という言葉について

こんにちは。

YokaYokaの前田です。

今回の更新が年内最後の更新になります。

昨日、静岡市内の映画館で「いろとりどりの親子」という映画を見てきました。

とても素敵な映画だったので、紹介したいと思います。




この映画には、6組の親子が登場します。

この6組の親と子は、それぞれ「違い」を持っています。

原作者であるソロモンとその父ハワード、

かつてダウン症の人々の可能性を世に示す代弁者として人気を博し「セサミストリート」にも出演していたジェイソンと、母エミリー

イピングを覚えるまで言葉を発することがなかった自閉症のジャックと、彼のためにあらゆる治療法を試したオルナット夫妻

母親に完全に保護された生活を送る生活を送る低身長症のロイニー・ヴィヴィオ

「自分たちには治すべきところなんてない」と低身長としての人生をありのままに楽しんでいるリア・スミスとジョゼフ・ストラトモンド夫婦

息子トレヴァーが重罪を犯し、刑務所に送られることになったリース家の人々

これら別々の違いを持った親子が、違いに悩み、受け入れていく様子が描かれたドキュメンタリー。

この映画の作者であるアンドリューは

「私は愛と受容を混同していた。ゲイとしてカミングアウトすることで、両親から愛されなくなったと感じていた。しかし、この本や映画に出てくる人々の話を聞くうちに、親の愛は子供がうまれてからずっと存在しているけれど、親が子供を受け入れること=受容は生涯かかるプロセスだということがわかった」と語る。

まさに、この映画は「プロセス」という名の「物語」が描かれている。

ジェイソンとエミリーの物語

ジャックとオルナト夫妻の物語

ソロモン親子の物語

ロイーニの物語

リアとジョゼフ夫妻の物語

リース家の物語

受容という一言に込められた物語を、是非劇場で鑑賞してみるのはいかがでしょうか?

静岡市内でしたら、シネギャラリーで1月4日まで上映されています。

その他は、公式HPのこちらからご確認ください。


2018年12月25日火曜日

スヌーズレンであそぼう♪が番町市民活動センターの情報誌に掲載されました!!

こんばんは。

YokaYokaの前田です。

つい先日、いつもお世話になっている静岡市番町市民活動センターの職員の方から取材を受けました!!

その取材の内容が、静岡市番町市民活動センターの2019年1月1日発行の情報誌「ばんたび」No.37号に掲載されました。

YokaYokaでスヌーズレンを始めた想い等も話していますので、もしよろしければご覧ください。

「ばんたび」は、静岡市番町市民活動センターで配布しています。

また、こちらのHPの中段辺りにダウンロードをできる個所がありますので、もし入手が難しいという方がいればそちらからどうぞ!!

こちらが、静岡市番町市民活動センターの情報誌である「ばんたび」

3ページ目に載っています!!


静岡県立静岡北特別支援学校のPTAだより第2号の「サークル活動の紹介」にも、スヌーズレンであそうぼう♪を載せて頂きました。

 かわいい雪だるまの表紙が目印


YokaYokaは、17ページ目に掲載されています♪


次回のスヌーズレンであそぼう♪は、下記のチラシの通りです。


たくさんの方の参加をお待ちしております♪

2018年12月23日日曜日

スヌーズレンに参加した人の感想を紹介します

昨日は、年内最後の「スヌーズレンであそぼう♪」を開催しました。

3連休の初日、そして足元が悪い中、お越しいただいた皆様ありがとうございます。

前回の反省を活かし、今回こそ「写真を撮るぞ」と心掛けていましたが、対応に夢中になっていると撮る事を忘れてしまいます。

今回は、写真の代わりではありませんが、スヌーズレンを実施するにあたって、アンケートの記入をお願いしましたので、そちらから感想の一部をご紹介させて頂きたいと思います。

以下、アンケートから抜粋した感想になります。

全てがはじめての空間で、息子が受け入れてくれるか不安でしたが、中に入るやいなやとても楽しそうに時間まで過ごせて良かったです。(4歳 自閉症スペクトラム)

とても楽しかったです。子供が暗い所が平気でいられた所にびっくりしました。(5歳 自閉症)

イライラしてる事が多い中で、そんなにイライラの声がしなかった(8歳 ダウン症)

今回は、成人している方も体験しに来てくださいました。

保護者の方からは、「成人した自閉症の人達にもきっとリラックスできる時間になると思います」との感想を頂きました。

来年は、成人の方を対象としたスヌーズレンも実施したいと考えています。

また、「今後もスヌーズレンを参加してみたいと感じましたか?」という問いに関しましては、参加した皆様から「はい」というお答えを頂く事ができました。

さて、次回のスヌーズレンであそぼうですが、チラシを配布中です。


重症心身障がい児向けが1月5日(土)、障害児向けが1月19日(土)に開催いたします。

時間が、今までと異なり10:30~15:30になりますので、お間違いのないようにお気をつけください。



2018年12月18日火曜日

2019年の予定

こんにちは。

YokaYokaの前田です。

月日が流れるのは早いもので、今年もあと少しになりました。

YokaYokaのイベントも、12月22日(土)に実施する「スヌーズレンであそぼう♪」だけになりました。 終了しました。参加した人の感想は、こちらから

お時間がある方がいらっしゃれば、是非遊びに来てください!!


さて、来年の予定ですが、少しずつですが決まりつつあります。

ここで、決まっている予定について広報をしていきたいと思います。

1  スヌーズレンであそぼう♪



1月、2月、3月も月に2回実施致します!!

是非、遊びに来てください。

2  みんなのゲームクラブ


みんなのゲームクラブも、引き続き月に1回開催していきます!!

そして、清水市民活動センターでも、初めて開催することになりました。

是非、遊びに来てください。

また、大人を対象としたみんなのゲームクラブも企画中です。

現在、調整中です。

決まりましたら、ご報告させて頂きます。





3 バズワードカフェ

現在、企画中です。

予定が決まりましたら、詳細な日時などを伝えていきます。



次は、「居場所」というバズワードで開催したいと思っています。

ゲストは、しずおかおちゃっこ会さんです。

バズワードカフェvol.2の詳細につきましては、こちらをご参照ください。

前回のバズワードカフェvol.1「つながりって何だろう?」の時の様子は、こちらから


また、追加で予定が決まりましたら順次掲載していきます。

2018年12月13日木曜日

バズワードカフェ~小さな物語を紡ぐ場所~

こんにちは。

YokaYokaの前田です。

昨日は、草薙のR荘にて「バズワードカフェ つながりって何だろう??」を開催しました。

YokaYokaは、今まで「楽しい」「嬉しい」等の余暇に関連するイベントを開催してきました。

今回のような座学を中心としたイベントは初めてで、参加してくれる人がいるのか不安でした。

しかし、嬉しい事に10名のお客様が参加してくださいました。

今回のブログでは、バズワードカフェの当日の様子を紹介していきたいと思います。

バズワードカフェって何??と思う方は、こちらをご覧ください。

1 バズワードカフェとは?


まず、YokaYokaの代表である前田が、何故バズワードカフェを始めたのかを解説

同じ言葉を述べているのに、意味が人によって異なる時があるという事を話しています。

2 静岡2.0の活動について



静岡2.0の活動について紹介してくれました。

参加した人は、とても興味深く聞いていました。

静岡2.0については、こちらをご覧ください。

3 つながりに関するワークショップを実施!!



自分にとって、つながりを「考える」時、つながりが「ほしい」時、つながりを「感じる」時、つながりを「広げる」時を記入してもらいました。


このワークの時に、R荘さんのコーヒーが出てきました~。R荘さんのコーヒーについては、こちらをご覧ください。今回参加した方で、自分からコーヒーを飲まない方でも、R荘さんのコーヒーはおいしく飲めましたという感想をもらいました。







2つの班に分かれて、共有タイム!!

個人ワークに記入したそれぞれのつながりに関して、付箋に書いて貼っていく作業。

それぞれが、付箋を貼りながら、つながりに関する物語を語っていました。

付箋が貼られる毎に、様々な物語が展開され、その物語に触発されて、また別の人が付箋を貼る事で物語が展開され、どんどん物語が展開されていきました。

つながりに関する語り。

それは、過去という時間から現在へのつながり

または、特定の相手との距離を結ぶつながり

もしくは、不特定多数の誰かと、気持ちを共有する事で得られるつながり

参加した人が貼った付箋の数だけ、語りが展開されていて、非常に有意義な時間でした!!

4 班をシャッフルして、再度共有タイム



気になる付箋について、質問をして説明をしてもらいました。

当たり前ですが、参加したメンバーによって付箋の内容が異なっていて、面白かったです。

5 振り返りと総括

参加した人にバズワードカフェの感想を述べてもらい、YokaYokaの前田が最後に総括をしました。

こうして初めてのバズワードカフェは幕を閉じたのですが、終了後も、参加した人同士で会話が盛り上がっていました。

平日の忙しい中、足を運んでくださった皆様

ゲストという枠を超えて計画・準備から手伝ってくれた静岡2.0の皆様、

場所を提供してくれたR荘さん

この場を借りて再度感謝の念を述べたいと思います。

次回のバズワードカフェの開催時期と内容については、まだ未定ですが、バズワードカフェ vol.2を開催するつもりです。

その時は、皆さまの参加をお待ちしております!!

2018年12月8日土曜日

R荘の紹介 ~コーヒーを飲めなかった店主がはじめたカフェとは??~

今回、バズワードカフェの会場となるR荘の紹介をします。



R荘の店主である稗田さんは、元々コーヒーが飲めなかったので、営業先で提供されるコーヒー等を、我慢して飲んでいたそうです。



しかし、ある時一杯のおいしいコーヒーに出会って、感銘を受けました。



世の中には、おいしいコーヒーがあると知った稗田さんは、この感動をもっと多くの人に知ってもらいたいと感じるようになりました。

そして、ある時フェアトレードのコーヒーに出会ったのです。



フェアトレードとは、作る人の生活や環境を考えサポートする公平な貿易の仕組みの事です。

作る人と買う人のつながりを大切にしたフェアトレードに魅力を感じた稗田さんは、フェアトレードのコーヒーを提供するカフェを、草薙にオープンしました。

コーヒー1杯に想いをこめて、丁寧に作る姿勢は、コーヒーの味にも現れています。



是非、バズワードカフェに参加して、R荘のおいしいコーヒーを飲んでみませんか??

R荘の営業に関しては、R荘のHPにて

R荘がコーヒーを仕入れているフェアトレードのお店、teebomのHP

バズワードカフェは、まだ席に余裕があります。詳細は、こちらから






2018年12月7日金曜日

地域の「つながり」の質をバージョンアップするってどうゆう事?

こんにちは。

YokaYokaの前田です。

週末は、「みんなのゲームクラブ」

そして、来週の水曜日は、「バズワードカフェ つながりって何だろう?」を行います。

バズワードカフェって何??という方は、こちらをご覧ください。

何故、YokaYokaが「つながり」について話し合うイベントを企画するの?と疑問に思う人もいらっしゃるかと思います。

実は、YokaYokaでは、「つながり」を意識した活動をしています。

例えば、週末に開催されるみんなのゲームクラブは、「アナログゲームで広がる遊びの幅と人とのつながり」という副題がついています。

みんなのゲームクラブでは、障害がある人、海外にルーツを持つ人、子供から大人まで、50種類以上のアナログゲームを楽しく遊ぼうというイベントです。

バズワードカフェでは、YokaYokaが考える「つながり」についても伝えられたらと思っています。

YokaYokaが考えるつながりは、以前ブログに書いた「ナナメの関係」前編中編後編
に目を通して頂けると、理解が深まるかもしれません。

そして、今回ゲストとして参加してくれる静岡2.0は、地域のつながりの質をバージョンアップする事を目的に活動しています。

地域のつながり質をバージョンアップするとは、どういった事なのでしょうか?

つながりの質をバージョンアップすることにより、どのような事が見込めるのか?

コーヒーを飲みながら、静岡2.0の活動について聞いてみませんか?

当日は、参加した人で簡単なワークをやる予定です。

もちろん、つながりについてのワークです!!

このワークは、YokaYokaと静岡2.0で共同で考えたので、体験できるのは、このバズワードカフェしかありません!!

楽しみにしていてください。

ここから、先は静岡2.0の簡単な紹介をのせておきます。

もし、よろしければご覧ください!!




【静岡2.0のミッション】


「人々が困難を乗り越えていける地域をここ静岡からつくるために、私たちはあらゆるスキマを埋めるつながりを紡ぎだします。」

【静岡2.0の概要】


静岡県は、震度6以上の地震がいつおこっても不思議ではないと言われている地域です。それだけでなく、人口減少、産業の衰退、自然環境の悪化…etc.と、地域を襲いうる(または、既に襲いつつある)危機は無数に存在します。



それらを、地域がもつ自らの力・資源をもって乗り越えていける地域社会の実現を目指して、活動しています。



そのために、地域に存在するあらゆる「スキマ(専門分野・性別・年齢・職業・立場・住まい・経験・考え方・関心ごと…等あらゆる物事に生じる違い、不理解、距離)」を埋めるような”ゆるやかなつながり”を私たちは紡ぎだす取り組みを行います。


【主な活動】


県内各市町でひろばという、誰もが集い交流することのできる場をひらいています。

静岡ひろばでは、楽しく知り合いを作る場をキーワードに、様々なイベントを開催しています。




フォーラムという勉強会も開催しています。フォーラムでは、テーマに沿ったゲストを呼び、専門的な話を聞くことを目的としています。




バズワードカフェ、まだ席に余裕があります。

参加したい人は、080-3288-5570 前田まで、12/11までに連絡をください。

よろしくお願いします!!


2018年12月6日木曜日

居場所に求められる「ナナメの関係」とは~YokaYokaが考えるナナメの関係とは~

こんにちは。

YokaYokaの前田です。

前回の更新から、だいぶ日が経過してしまいました。

前回前々回のブログでは、

文部科学省が提案する「ナナメの関係」、

NPO法人カタリバが提案する「ナナメの関係」、

東京都で初の民間人校長を務めた藤原氏の考える「ナナメの関係」について、順を追って見てきました。

今回は、それらを受けて、YokaYokaの考える「ナナメの関係」について説明したいと思います。

YokaYokaの考える「ナナメの関係」では、タテ(上下)とヨコ(友達)の両方を兼ね備えられる関係、

タテであれば、年齢が上の人が導いていく先輩のような関係性、

ヨコであれば、一緒に楽しい時間を過ごす仲間という関係性を受け継いでいる関係を「ナナメの関係」としています。

簡単に言えば、世代に囚われない友人関係とも言えます。

YokaYokaでは世代に囚われない友人関係に、「お互いの当事者性」を尊重する事に重点を置いています。

お互いの当事者性を尊重する事を突き詰めていくと、多様な生き方を尊重する事につながります。

今までの社会では、障害がある人、海外にルーツを持つ人、LGBTの方等、マイノリティ(少数派)と言われる人たちは、マジョリティ(多数派)向けに設計させた社会システムの中で自分の当事者性を主張できず努力して何とかアジャストする事で生活してきました。

時代は変わり、現代は多様性を前提とした社会を形成する事を目指し始め、障害がある人や海外にルーツを持つ人等のへの理解が少しずつですが進んできています(まだ、不十分ですが)

しかし、今まで接した事がない相手に対して、どのように接していいのかわからず戸惑うと思います。

知らない故に戸惑うのであれば、みんなが集まってお互いを知る事ができる場所を用意すればいいのではないかと考えました。

お互いを知るのであれば、「楽しい」という気持ちや時間の共有の中で知っていけたらいいのではないかと思い、アナログゲームを楽しく遊ぶ場所として、「みんなのゲームクラブ」を始めました。

YokaYokaの考える「ナナメの関係」は、『世代に囚われない友人関係』『お互いの当事者性を尊重する』『楽しい』をキーワードとしています。

その「みんなのゲームクラブ」は、12月9日(日) 13:30~16:00まで、静岡市番町市民活動センターの2階中会議室で開催します。


また、重症心身障がい児向けのスヌーズレンであそぼう♪は、明日12月7日(金)14:00~20:00まで開催します。


そして、12月12日(水)の19:00~21:00まで、草薙のR荘という喫茶店で、地域のつながりの質をバージョンアップさせたいと理念を掲げ活動している「静岡2.0」をゲストに迎え、『つながり』について考えるイベント、バズワードカフェを開催します。しかも、R荘のおいしいコーヒー付きです。興味がある方はこちらをご覧ください。



今週から来週にかけて、YokaYokaの開催するイベントが多くあるので、どこかで皆さんとお会いできる事を楽しみにしています。


2018年12月3日月曜日

バズワードカフェ つながりってなんだろう??を開催します!!

バズワードとは、一見説得力のある言葉のように見えて、実は定義や意味があいまいな言葉の事を指します。

現在は、Facebook、instaglam等のSNSも普及し、つながりやすい環境にあります。

多くの人がつながりは大事だと考え、つながりの重要性を訴えています。

しかし、つながれないという気持ちは消えません。

つながりたいのにつながれない。

つながりやすいのにつながれない。

地域のつながりの質をバージョンアップさせたいと理念を掲げ、静岡で精力的に活動している静岡2.0をゲストに迎え、みんなで
おいしいコーヒーでも飲みながら「つながり」について改めて考えてみませんか?



参加費:1000円(フェアトレードのコーヒー1杯を含みます)

場 所:R荘(静岡市清水区草薙1-1-7)

時 間:19:00~21:00(18:30受付開始)

主 催:任意活動団体YokaYoka×静岡2.0




【静岡2.0】
静岡2.0の紹介は、こちらから

2018年11月30日金曜日

昨日の「スヌーズレンであそぼう♪」の様子

こんにちは。

YokaYokaの前田です。

昨日は、障害児向けのイベント「スヌーズレンであそぼう♪」の日でした。

平日の開催にも関わらず、9組のお客様がいらして下さいました。

参加してくださった皆様、ありがとうございました。

ここでスヌーズレンを体験している写真を紹介したいのですが、対応に夢中になっていたら写真を撮るのを忘れてしまいました。

その代わりに、参加してくださった参加者の方の感想を紹介したいと思います。

未就学児のお子さんを連れてきた保護者の方の感想です。

「母親が予想していたものと、別のものに反応していておもしろかった。」

スヌーズレンを体験された方が、よく書いてくださる感想です。

YokaYokaのスヌーズレンでは、変化(光の色やプロジェクターの模様)がわかりやすいように、なるべく刺激を少なくしています。

その配慮された空間の中で、自分にとって居心地のよい刺激を追求することによって、普段見る事のない反応を発見する事が出来るのです。

他には、「おもしろかった。また来たい」とおっしゃて下さる方もいらっしゃいました。

非常にうれしい感想を頂きました。

次回の開催ですが

重症心身障がい児向けが、12/7(金) 14:00~20:00(最終受付19:30)

障がい児向けが、12/22(土) 14:00~20:00(最終受付19:30)

場所は、静岡市番町市民活動センター 小会議室です。

是非とも、遊びに来てください。

「ナナメの関係」の後編につきましては、次の機会に書きたいと思います。




2018年11月20日火曜日

居場所に求められる「ナナメの関係」とは 中編~ナナメの関係は、自己肯定感に繋がっている?~

こんんちは。

YokaYokaの前田です。

前回のブログの記事では、認定NPO法人カタリバや文部科学省の考える「ナナメの関係」について見てきました。

そこで、共通して見られたのは、「家」や「学校」、又は「会社」以外の第3の居場所で、ナナメの関係を築く事が重要だという事。

文部科学省は、親でも教師でもない第3者の大人と子供の関係を「ナナメの関係」としていました。

一方、認定NPO法人カタリバは、親や両親等の「タテの関係」、友達との関係を「ヨコの関係」とし、一歩先ゆく先輩を「ナナメの関係」としていました。

東京都で初の民間人校長として活躍した藤原和博氏は、「ナナメの関係」について、下記のように述べています。

中高生でも、地域のコミュニティの人々と豊かな関係を形成できれば、人間関係の揺れに強い子になれます。お父さんにこっぴどく叱られても、先生に「何やってるんだ!」と怒られても、「ナナメの関係」の大人たちが慰めてくれたり、ときにはかくまって居場所を提供してくれるようなこともあるでしょう。

さらには、君が家庭や学校の規則を超えてやりたいことがあるときには、その志に打たれて「ナナメの関係」の大人たちがサポートしてくれるようなことも。だから、「ナナメの関係」が豊かなほうが、君の自己肯定感も満たされやすいのです。
参考HPこちら
藤原氏は、ナナメの関係が豊かな方が、自己肯定感が満たされやすい事を述べています。
以前勤めていた放課後等デイサービスでは、利用する人にとって家や学校以外の居場所となってくれたらいいなと意識をしていました。
それこそ、支援員と利用者という「支援する・される」というタテの関係ではなく、「ナナメの関係」を築きたいと思っていました。
しかし、放課後等デイサービスは、福祉の制度であり、学校を卒業してしまえば、もう利用できません。
せっかくできた「第3の居場所」は、年齢を重ねていくとなくなってしまうのです。
理由は、制度を利用できる対象ではないから・・・
この記事で、任意活動団体YokaYokaが考える「ナナメの関係」まで説明したかったのですが、長くなってしまったので、次回の記事で説明をしたいと思います。
任意活動団体YokaYokaが主催する“みんなのゲームクラブ”は、
12月9日 (日) 13:30~16:00  静岡市番町市民活動センター 2階中会議室で行っています。
対象は、大人から子供まで、障害がある人、海外にルーツを持つ人等、多くの人が参加をしてくれています。
もし、よろしければ遊びに来てください。








2018年11月16日金曜日

居場所に求められる「ナナメの関係」とは 前編

こんにちは。

YokaYokaの前田です。

今日は、「ナナメの関係」について説明したいと思います。

「ナナメの関係」について説明する前に、「みんなのゲームクラブ」を開催している理由から説明したいと思います。

理由は、2つあります。

1つ目は、「第3の居場所」がある事が誰にとっても重要であるから。

YokaYokaのHPにも書きましたが、「家」と「学校」、「家」と「会社」以外の居場所を持つことにより、何らかの理由で「家」や「学校」、「会社」等の居場所をなくした時に、2点で支えていけるからです。第3の居場所を持つことは、生活をする上で、安心を与え、人生をより豊かにしてくれます。

2つ目は、自分が安心できる居場所において、「ナナメの関係」を築いて欲しいからです。

それでは、ここから「ナナメの関係」について説明をしていきます。

文部科学省によると、親でも教師でもない第三者と子どもとの新しい関係「ナナメの関係」とし、ナナメの関係を大切にしていく事が社会全体で子供を育てる事に繋がると述べています。

詳細はこちらをご覧になって頂けたらと思います。

認定NPO法人カタリバは、「ナナメの関係の場作り」を築く事が、子供たちの「生きぬく力」をサポートするものになると書いています

カタリバでは、親や先生等の関係を「タテの関係」とし、同世代の友達同士の関係を「ヨコの関係」として表しています。

それぞれの関係性を大事としながらも、一歩先をゆく“先輩” (ナナメ)だからこそ、安心して本音を引き出し、さらに広い世界を見せることができるとし、「ナナメの関係」で対話ができる場所としてカタリ場というイベントを開催しています。

認定NPO法人カタリバの「ナナメの関係」の詳細は、こちらをご覧ください。

文部科学省の「ナナメの関係」と認定NPO法人カタリバの「ナナメの関係」は、微妙に異なる点がありますが、「家」や「学校」、又は「会社」以外の第3の居場所で、ナナメの関係を築く事が大事だと述べています。

それでは、「みんなのゲームクラブ」における「ナナメの関係」は、どういったものを目指しているのか??

それについては、次回のブログで後編として書きたいと思います。

次回のみんなのゲームクラブは、

日時:12月9日(日) 13:30~16:00
場所:静岡市番町市民活動センター 2階 中会議室で開催します。








2018年11月9日金曜日

昨日、YokaYokaの紹介と講座の講師をしてきました。

こんにちは。

YokaYokaの前田です。

昨日、静岡市番町市民活動センターの「冬の宴」にて、ミニ講座の講師を担当させて頂きました。

障害の「社会モデル」と「障害者差別解消法」、そしてYokaYokaの紹介をしてきました。

始めての講師だったので、緊張であまりうまく話せなかった上に、30分という時間の中に内容を詰め込みすぎて終始早口になってしまったのが良くなかったと反省しております。

今回の経験を、次に繋げて行きたいですね。

昨日の講座の様子を載せましたので、もしよろしければご覧ください。






昨日、講座に参加して頂いた皆様、講座の講師をやらないかと声をかけてくださった番町市民活動センターの皆様

ありがとうございました。