2022年3月22日火曜日

これからの活動について

こんにちは

YokaYokaの前田です。

3月の中旬に差し掛かり、令和3年度の活動も、3/20(日)のTRPG体験イベント「カペコロ 紙とペンとサイコロで冒険しようぜ!!」と3/21(月・祝)の「ゲームギルドまほろば+第1回スプヨカ杯」を以て最後となりました。

せっかくなので、簡単に1年を振り返っていきたいと思います。

まず、当団体の活動は、主に小学校4年生~高校3年生までの発達障害がある子どもや不登校、登校渋りのある子ども対象とした余暇活動が主となります。

「障害がある社会から、生涯楽しめる社会へ」をキーワードに、子ども達の「好き」「楽しい」を大事にできる地域の居場所になってくれたらいいなと思って活動しています。


1 余暇活動の開催


令和3年度も、子どもゆめ基金の助成を受け、

①好きトーク~好きなことを楽しく語っちゃおう~

②カペコロ 紙とペンとサイコロで冒険しようぜ!!

③ゲームギルドまほろば

を、去年に引き続きほぼ毎月開催してきました。

ボードゲームで楽しく交流するみんなのゲームクラブは、新型コロナウイルスの影響もありお休みさせて頂きました。

今年も、新型コロナウイルスの影響を受け、活動を制限せざる負えなかった部分もあり、苦しい時期もありました。

そんな中、新しい試みとして、他団体と連携をしたイベントも実施してきました。

あそびのひろばさんと家庭教師のミライさんと共同で、大乱闘スマッシュブラザーズspecialsの大会「あそひろCUP」を夏と冬の計2回開催。参加した子ども達が、スマブラの腕を競い合う白熱した大会となりました。
他団体と連携することで、お互いの居場所に来ている子ども達の交流が進み、第2、第3の地域の居場所ができるきっかけになってくれたらという想いもあり実施しました。

イベント終了後に、実際に他の居場所に参加したという報告を聞くこともあったので開催して良かったと思っています。

2 講座の開催

1月には、静岡県ふれあい基金助成事業として、学習、就労、余暇等の各分野の専門家をお招きし、クロスオーバー講座「学ぶ×働く×遊ぶ(休む)」を開催しました。

多くの方に参加して頂いた講座となりました。

当団体が主催した講座の中で、最大の参加者数となりました。

講座の内容は、グラフィックレコーディングで残したものが閲覧可能です。








3 フリースクールや就労支援訪問への訪問


去年に引き続き「フリースペースPUPPE」さんにボードゲームを持って、月に1回伺わせて頂いています。

今年は、PUPPEさんに加え新しく2か所訪問しています。

中学生の子が通うフリースクール「きみのスペースまんま」さんにも、毎月訪問させて頂いています。

島田市就労準備支援センターさんにも、毎月訪問させて頂くようになりました。

ボードゲームやTRPGを楽しんで欲しいという気持ちで訪問させて頂いています。ボードゲームを楽しんでほしいのは前提としてあり、更にこの訪問をきっかけに当団体の活動に行ってもいいかもと感じてくれる子が増えたら嬉しいなと思っていつもボードゲームを持って訪問させて頂いています。

4 令和4年度の活動

さて、ここから来年度の活動について話していきたいと思います。

私達の活動は、助成金を頂いている関係で、助成先が決めた形式実施する必要があります。

今年度の助成金は、『最低10名が集まる形式にしてください』という条件があったので、、募集人数を10名以上としていました。

しかし、私達が余暇活動を届けたいと考えている不登校や登校渋りのある子どもにとって、いくら活動に興味があったり、好きだったとしても、会ったことがないメンバーが10名以上いる活動に参加するのは難しいのではないかと考えていました。

そこで、令和4年度から毎月開催している好きトーク、紙とペンとサイコロで冒険しようぜ、ゲームギルドまほろばに加え、3~4人程度の小規模な余暇活動も実施したいと考えています。

今考えているのは、下記の2つです。

1つめが、「放課後ボードゲームクラブ」です。


上記でも述べたように、新型コロナウイルスの影響で、ボードゲームは訪問時以外は休止状態でした。しかし、訪問先でボードゲームを通じて子どもたちが笑顔になっていく過程を見ていて、ボードゲームの良さや魅力を改めて知ることができました。

『放課後ボードゲームクラブ』は3~4人で集まって、2時間~3時間ほど一緒にボードゲームで遊ぶ予定で、放課後という言葉から推測できるように、平日の午後~夕方の時間を考えています。

週末に開催していた『みんなのボードゲームクラブ』は、新型コロナウイルスの状況に注意しながら、タイミングを見て再開していきたいと考えています。

2つめが、「まんきつ」です。


漫画好きの子ども達が、満足いくまで、漫画について語れる・情報交換できる・読むことができるようにと想いをこめて名前を決めました!!

好きトークという自分の好きなことを語るイベントがあるのですが、中にはしゃべるのが得意ではないという子もいました。

そこで、より気軽に参加でき、好きなものを共有できる余暇活動を実施したいと考えていました。

まんきつは、最近読んだ漫画、おすすめしたい漫画、今月買った漫画等を持ってきて、3~5分ほど紹介タイムを設け、その後お互いが持ってきた漫画を読む時間にしたいと思っています。

こちらも、放課後ボードゲームと同様に平日の午後~夕方にかけて開催したいと考えています。

そして、毎年何かしらの講座を実施してきましたが、令和4年度も講座を開催したいと考えています。令和4年度は、「不登校」をテーマに講座の開催を目指していきたいのですが、例年通り、助成金の申請が採択されたら実施できるかと思います。

ここまで読んでいて、「助成金」という単語を多く見かけたと思います。YokaYokaは、今まで助成金の力を借り、発達障害がある子ども、不登校、登校渋りがある子ども達の余暇活動を継続して実施することができてきました。そして、助成金のおかげで、参加費を100円~300円、比較的安価な参加費に設定することができました。

しかし、助成金は年度毎で終了するものが主です。

そして、たいていの助成金は連続して採択される確率は非常に低いです。

また、上記でも述べたように助成事業の開催形式だと、対象となる子ども達の状況に合わないと感じていました。

以上のことから、令和4年度は、参加してくれる子ども達のためにも助成金頼みの運営形態を少しずつ変えていきたいと思っています。

そこで、YokaYokaサポーターというマンスリーサポーターを導入しました。

YokaYokaサポーターは、YokaYokaの活動を毎月定額の寄付で支える仕組みです。

皆さんから頂いた寄付は、子ども達が参加する余暇活動の運営費に使わせて頂きます。

月500円(1日16円)から応援できます。

この機会に、YokaYokaサポーターになって、子ども達の余暇活動の場を支えてください。

詳細は↓↓↓

最後に、当団体の活動は、YokaYokaサポーターの皆様をはじめ、いつも参加してくださっている皆様方、訪問させて頂いた居場所や施設の皆様方、講座の講師を引き受けてくださった方、まだお会いしたことはない方が大半ですが、twitterやFacebookをフォローしてくださり、コメントやイイネをくださるフォロワーの皆様のおかげで活動を継続することができています。

改めて感謝の意を伝えたいと思います。

来年度も、YokaYokaをよろしくお願い致します。



任意活動団体YokaYoka(よかよか)は、「障害のある社会から、生涯楽しめる社会へ」をキーワードに、障害がある人の余暇の選択肢を増やすことを目的に活動している。主に、ボードゲームを遊ぶ事ができる「みんなのゲームクラブ」、中学生~高校生のASD児を対象とした「好きトーク」、TRPG体験イベント「紙とペンとサイコロで冒険しようぜ!!」等を定期的に開催している。余暇に関する情報を発信する為に、余暇に関連した講座を企画・実施している。

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