こんにちわ。
YokaYokaの前田です。
現在、私は週2回~3回程、放課後等デイサービスをお手伝いさせて頂いています。
放課後等デイサービスとは、何ぞやという方がいらっしゃれば、株式会社Litalicoが運営しているLitalicoジュニアのこちらのページの説明を読むとわかりやすいかもしれません。
その事業所で、何回か私が持っている(Neuは私のではありませんが)アナログゲームを提供させていただく機会を頂きました。
やってみると、思わぬところにゲームの良さをみつけたので、ここで書きたいともいます。
まず、Neuからみていきたいと思います。
Neuというゲームについて知らない方がいらっしゃれば、以前書いたこちらの記事をご覧いただけたら参考になるかもしれません。
①チップが3つある事。
Neuでは、最初に各自3枚の手札と3枚のチップが配られます。
3枚の手札の中から、各自1枚ずつカードを出していき、足し算と引き算をしていきます。自分の番で102を超えたらチップを1枚失います。3枚のチップを全て失うとゲームから脱落になります。
チップが3枚あるということがとても重要で、1度負けてもまだ終わりではないという事です。
アナログゲームの中には、勝敗の条件によっては、負けてしまった時点でゲームに参加できなくなるものがあります。すると、早々に負けてしまった人はつまらなく感じます。
しかし、Neuにおいては自分の番で101以上になってしまっても、チップを一つ失うだけで、まだ2個残っておりゲームに参加できます。
また、負けず嫌いな人にとっても、Neuはとても良いゲームではないかと思います。
先ほど述べたように、Neuでは、チップを3枚失うと脱落となるシステムです。
よって、チップを1枚失ったとしても、残り2枚は残っています。
放課後等デイサービスで仕事をしていると、負けず嫌いな利用者さんと一緒にゲームをすること(負けを認めずやり直しを強要する。負けた悔しさの勢いで、ゲームをばらばらにする等)があるのですが、3枚ある事で、例え1枚失ったとしても、「まだ、大丈夫。逆転できるよ」と声をかける事ができます。現に、放課後デイでも、みんなのゲームクラブでも負けず嫌いな子には、そのような声掛けをして効果があったと感じています。
②自分の番がある
これだけ見ても、なんのこっちゃと感じる事と思います。
アナログゲームの中には、おばけキャッチやジャングルスピードのような反射神経を求められるゲームもあります。これらのゲームは、苦手な人にとっては勝つ要素が少ないので、やりたくないゲームの一つになってしまいます。
ちなみに私は、反射神経を求められるゲームは苦手です。なぜなら勝つチャンスが少ないからです。
しかし、Neuは自分の番があり、101を超えないようにどの手札のカードを出せばいのか、じっくり計算する時間を確保できます。
これは、計算に時間がかかる人にとってはありがたいですよね。
③工夫する余地がある。
例えば、計算が苦手な人、暗算が苦手な人にとっては、足し算や引き算をしながら遊ぶのはやりたくないと思うかもしれません。
そのような場合は、紙とペンを使ってひっ算をしても良いと思います。
また、思い切って電卓を使ってもよいのではないでしょうか?
Neuを楽しむために、計算は暗算をしなければならないというルールはありません。楽しむ事が目的であれば、電卓を使う事は問題ないはずです。
また、Neuはカードを出す度に、合計値が代わっていきます。短期記憶が苦手な人にとっては、今がいくつかを一時的に記憶をしているのが難しく参加したくないと感じるかもしれません。
しかし、誰か計算を得意な人がカードを出すごとに合計値を声に出す、又は紙に書いていく等の工夫により、ゲームへの苦手意識は薄れるのではないでしょうか?
みんなのゲームクラブでは、誰かがカードを出すたびに合計値を誰かが言っていました。
以上、Neuを放課後等デイサービスでやって、気づいた事でした。
まだまだあるとは思いますが、数回試した感じではこれぐらいです。
もし、この記事を見て、参考になったという声があれば嬉しいです。
テディメモリーについても書こうと思ったのですが、あまりにも長くなったので次回書きたいと思います。
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