YokaYokaの代表を務めている前田です。
突然ですが、知らない事からくる不安ってありませんか?
例えば、初めて海外に行く時に味わう空港の出国審査を想像してもらえばわかりやすいのではないかと思います。
外国語が十分に喋れない
空港の手続きを体験したことがない
旅行に行く前も、実際に手続きをしている時もドキドキが止まりません。
対応をしてくださる人の眉の動きにさえ、不安を感じ、大丈夫かなと感じる不安
皆さんは、体験した事ないでしょうか?
この時の不安を上げるとすると、見通しがもてない不安、コミュニケーションが十分にできない不安、飛行機がしっかり飛ぶのか等、人それぞれあると思います。
最近では、ANAが初めて飛行機に乗る方用のガイドブックや動画を作成し、HPで公開しています
こういった工夫で、飛行機に乗る時の不安は和らぎますよね。
みんなのゲームクラブでは、イヤーマフを用意したことが、参加のしやすさを実現する為の工夫の1つだと思います。
飛行機に乗る時の例を一つ見ても、知らない事に関する不安は誰にとってもあるという事がわかります。
以前、私が放課後等デイサービスに努めていた時に、利用者さん10人ぐらいと一緒に駄菓子屋に行ったことがあります。
スタッフも含めれば、15人以上いたと思います。
その時に駄菓子屋にいた子供たちは、かなりの不安を感じているような顔をしていました。
駄菓子屋にいた子供達からすれば、知らない人たちがいきなり攻めてきたという感覚だったのでしょうね。
それから、駄菓子屋には3~4人のグループで行くようにしました。
すると、以前のような不安な表情を見せる事はありませんでした。
中には、小学校が同じ子供達もいて、話しかけてくれる事もありました。
普段接する事がないという事は不安を覚えるのだとわかりました。
逆を言えば、知っていれば不安は減るとも言えるのではないか?
みんなのゲームクラブでは、知る事への第一歩として2種類の「名札」を用意しました。
白い紙に印刷されている名札は、「くん」「ちゃん」「さん」で呼ばれたい方用
色紙に印刷されている名札は、あだ名等の読んだほしい名前がある方用
になっています。
当日は、お好みの方を選んで頂けたらと思います。
また、名札には「苦手な事」を書く欄を作りました。
誰にでも「苦手な事」があるという事を知るという事は、障害を「社会モデル」として理解する上でも重要な事だと思います。
社会モデルについては、またこのブログで時間があれば書きたいと思います。
とりあえず、イベント当日は、この名札をつけて楽しく遊んでもらえたらと思います。
ちなみに、一緒に来る大人の方も書いてくださいね。
よろしくお願いします。
それでは、当日にお会いできるのを楽しみにしています。
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