2018年12月6日木曜日

居場所に求められる「ナナメの関係」とは~YokaYokaが考えるナナメの関係とは~

こんにちは。

YokaYokaの前田です。

前回の更新から、だいぶ日が経過してしまいました。

前回前々回のブログでは、

文部科学省が提案する「ナナメの関係」、

NPO法人カタリバが提案する「ナナメの関係」、

東京都で初の民間人校長を務めた藤原氏の考える「ナナメの関係」について、順を追って見てきました。

今回は、それらを受けて、YokaYokaの考える「ナナメの関係」について説明したいと思います。

YokaYokaの考える「ナナメの関係」では、タテ(上下)とヨコ(友達)の両方を兼ね備えられる関係、

タテであれば、年齢が上の人が導いていく先輩のような関係性、

ヨコであれば、一緒に楽しい時間を過ごす仲間という関係性を受け継いでいる関係を「ナナメの関係」としています。

簡単に言えば、世代に囚われない友人関係とも言えます。

YokaYokaでは世代に囚われない友人関係に、「お互いの当事者性」を尊重する事に重点を置いています。

お互いの当事者性を尊重する事を突き詰めていくと、多様な生き方を尊重する事につながります。

今までの社会では、障害がある人、海外にルーツを持つ人、LGBTの方等、マイノリティ(少数派)と言われる人たちは、マジョリティ(多数派)向けに設計させた社会システムの中で自分の当事者性を主張できず努力して何とかアジャストする事で生活してきました。

時代は変わり、現代は多様性を前提とした社会を形成する事を目指し始め、障害がある人や海外にルーツを持つ人等のへの理解が少しずつですが進んできています(まだ、不十分ですが)

しかし、今まで接した事がない相手に対して、どのように接していいのかわからず戸惑うと思います。

知らない故に戸惑うのであれば、みんなが集まってお互いを知る事ができる場所を用意すればいいのではないかと考えました。

お互いを知るのであれば、「楽しい」という気持ちや時間の共有の中で知っていけたらいいのではないかと思い、アナログゲームを楽しく遊ぶ場所として、「みんなのゲームクラブ」を始めました。

YokaYokaの考える「ナナメの関係」は、『世代に囚われない友人関係』『お互いの当事者性を尊重する』『楽しい』をキーワードとしています。

その「みんなのゲームクラブ」は、12月9日(日) 13:30~16:00まで、静岡市番町市民活動センターの2階中会議室で開催します。


また、重症心身障がい児向けのスヌーズレンであそぼう♪は、明日12月7日(金)14:00~20:00まで開催します。


そして、12月12日(水)の19:00~21:00まで、草薙のR荘という喫茶店で、地域のつながりの質をバージョンアップさせたいと理念を掲げ活動している「静岡2.0」をゲストに迎え、『つながり』について考えるイベント、バズワードカフェを開催します。しかも、R荘のおいしいコーヒー付きです。興味がある方はこちらをご覧ください。



今週から来週にかけて、YokaYokaの開催するイベントが多くあるので、どこかで皆さんとお会いできる事を楽しみにしています。


0 件のコメント:

コメントを投稿